5月25日 理事長・渡辺由美子の著書『子どもの貧困 未来へつなぐためにできること』が上梓されました!
5月25日、理事長・渡辺由美子の著書『子どもの貧困 未来へつなぐためにできること』(水曜社)が上梓されました。
子どもの支援、日本の子どもの貧困問題解決のために、キッズドアを立ち上げて10年間走り続けてきた渡辺の思いが、この1冊に詰まっています。
日本の子どもの貧困の実態を伝えるために
NPO法人キッズドアを2009年に設立してから10年間近く、私は子どもの貧困の現場を見続けてきました。
日本の子どもの貧困はとても深刻な状況です。
日本人は優しい、思いやりのある国民だと言われていますが、現場にいると「なぜ、このような状況を放っておけるのか?」と、怒りが湧いてきます。
「スマホを持っているから貧困ではない。」というような古い観念にとらわれた貧困バッシングや、「お金がないのは怠けているからだ。」という自己責任論は、『子どもの貧困』という社会課題の解決を妨げる最大の要因です。
実態をよく知らないままに投げかけられる言葉が、どれほど子どもたちやその親を傷つけているでしょう。
『日本の子どもの貧困』を解決する一番の早道は、今起こっている子どもの貧困の実態を一人でも多くの方々が理解することです。
どなたにでも読んでいただけるように、できるだけわかりやすい言葉を選び、心を込めて書きました。
私が出会った子どもたちも親も、皆大変な状況で頑張っています。
みんなで子どもたちを応援するために、まずは手にとってお読みいただければ幸いです。
キッズドア理事長 渡辺由美子
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出版社:水曜社 東京都新宿区新宿1-14-12
Tel:03-3351-8768 Fax:03-5362-7279
http://suiyosha.hondana.jp/book/b341652.html