Relineでは、生徒が主体となって、学習会のあり方を考え、ルールを自分たちで考え、
自分たちで、自分たちの居場所を創っていくことを大切にしています。

元々、「学習時間にイヤホンで音楽を聴きながら勉強してはいけない」という決まりにしていたのですが、
「音楽を聴きながら勉強してもいいじゃないか!」という意見が生徒の中から出ました。

そこで、「イヤホンをつけて音楽を聴きながら勉強するのはアリかナシか?」ということについて話し合いました。

アルバイトや部活など、みんな忙しい生活を送っているのでメンバー全員が集まれるという日はなかなかないのが現状。

そこで、2日間に分けて話し合い、メリット・デメリットを出し合いました。

そして、ここで出た意見を元に、投票を行いました。

その結果、イヤホン支持者の賛成意見が多数となったため、改めて話し合いの場を設け、「イヤホンをしながら勉強するときの注意点やルール」について決めました。
これを教室内に掲示し、「自分たちで注意しあう」ことを大切にしています。

普段、学校では
「校則やルールを守る」ことは嫌というほど教えられるけれども、「校則やルールの意味や必要性」を教えてくれることはなかなかありません。
それどころか、現状の規則に異議を申し立てることが許されず、理不尽な校則がまかり通っている学校が沢山あるというのも現状です。
(詳しくは、当団体理事長が発起人を務める「ブラック校則をなくそう!プロジェクト」をご覧ください)

自分たちの頭で、なぜその決まりが必要なのか?を考え、自分たちで議論し、その場その場の状況に応じて、必要なルールは増やす、いらないルールは減らす。

こういったことを勉強するのは、大人になって、社会を作っていく主体者になるために必要なことだと思います。

今後もRelineでは、ルール決めだけでなく色々なイベントなど、生徒の主体性を大切にしながら活動していきます!