こんにちは!キッズドア スタッフの梁瀬です。
今回は8月17日(金)から2泊3日でHerman Miller様にご支援をいただきまして、一般社団法人イトナブ様主催の「石巻ハッカソン2018」にキッズドアのRelineの生徒5名が参加させていただきました。

石巻ハッカソン2018」は高校生から社会人が石巻市に集まり、様々なITの技術を使ってテーマにそったアプリを作りあげる開発イベントです。今回で7回目を迎えます。

 

●1日目

東京から高速バスで仙台まで移動し、そこから車で石巻市へ。高速バス内では「疲れた~」などぼやいていた子ども達ですが、仙台から石巻の道中では松島の風景に感嘆の声を上げて、石巻の自然や潮の香りにテンションが上がりはじめました。

日和山

 

開会式を終えたら、Herman Miller様の松崎社長にご案内いただく形で石巻の被災地を見学させていただきました。松崎社長は東日本大震災以降、度々石巻にて活動されており、被災された後から現在までの体験談を交えて石巻の地をご説明をいただきました。

大川小学校

 

見学後は宿となる茅葺屋根の古民家へ・・・。

到着した際は、「ここは泊まる場所なのか・・・?」と不安になる子もいましたが、中に入ってみると外の暑さが嘘のような居心地の良い涼しさ。そして、広い和室にまたまた感嘆の声を上げておりました。

長旅で疲れているのに興奮しているのか、夜はなかなか寝てくれずスタッフは非常に困りました・・・。

 

●2日目

ついにプログラムの学習です。

今回は「micro:bit」という教材を駆使して、何か面白いシステムの基本的なプログラムを作ってみようという課題が出されました。

まずは「micro:bit」でどんなことができるのかを学習。

 

そして、世の中にある様々な設備のどこにITが使われているかを講師役をお受けいただいたCalm Tech Labs株式会社代表取締役の小野様からレクチャーをしていただきました。

 

昼はHerman Miller様に焼きそばを作っていただき、本格的な学習に向けて腹ごしらえ。松崎社長が直々にお作りいただきました。本当に頭が上がりません・・・。

午後からは「これができると便利になる。」というシステムを想像しながら、プログラムの作成をやっていきます。最終日にプレゼンテーションをするため、ブツブツ言いながらも少しずつですが進めていきました。

 

2日目の夜はバーベキューです。お世話になっている皆様と子ども達との間で、いろいろな話の花が咲いておりました。

 

 

 

そんな楽しい時間の後は・・・明日のプレゼンテーションの準備です。

「終わらない・・・。」「誰がプレゼンするの?」など内輪揉めしながらも深夜まで頑張って準備しました。

 

●3日目

眠い目を擦りながら発表会の会場へ。

 

 

会場に入ると参加者が入念に打ち合わせをしている場面を見て、段々と緊張感が出てきました。

肝心の発表はなんと1組目!!どうなるのでしょうか・・・?

まずは小野様からご紹介をいただき、いざプレゼンテーションへ。

 

 

事前の打ち合わせがうまくいかなかったのか、最初はつっかえてしまいました。しかし、徐々に慣れてきたのか、その後はスムーズに進められました。

 

終わった後は、「もっとああすれば・・・」など反省の弁も。いい経験になったと思います。

プログラミングの体験のみならず、石巻の地のご案内や古民家での宿泊体験など貴重な体験の機会をいただいたHerman Miller様、プログラミングの初心者に対して粘り強く教えてくださったCalm Tech Labs株式会社代表取締役 小野様、参加の場をご提供いただいた「石巻ハッカソン」のご関係者の皆様、誠にありがとうございました。