こんにちは!キッズドアスタッフの梁瀬です。
9月22日、Amazon様からご支援いただいている「プログラミングワークショップ」(全3回)の最終発表会が実施されました。
1回目ではAIロボットCOZMO(コズモ)を利用したプログラミング実習を行い、3回目で競う課題を発表しました。
2回目はAmazon様の川崎フルフィルメントセンターに訪れ、実際にロボットが活躍している様子を見学させていただきました。
そして、3回目となる今回は、COZMOのプログラミングの完成度、独創性、チームワークを競う発表会を行いました。
なお、3日目となる今日までの間には参加チームごとに自習時間を設けて学習もおこないました。途中、メンターとしてご参加いただいているAmazonの社員ボランティアさんにもskypeを繋いで参加していただきました。
Skypeを使っての会話は子ども達からすると未体験のことで、声がうまく伝わらなかったり、お互いの会話が重なってしまったりで、どのチームも四苦八苦でした。ネットを介しての会話は子ども達は初めてで、少しハードルが高かったかもしれません。ただ、離れていても、ネットを介して会話や学習ができるということを体験できたことは、今後必ず役に立つでしょう。
そんな中、各チームそれぞれ学習を進め、3回目がスタートしました。
まずはこれまでのおさらい。チームワークを発揮するためのルール、プログラムを組み立てるためのコツを確認しました。みんな「知ってるよ」という感じの表情をしていたので、話はそこそこに、発表会に向けたコーディングタイムへ。
最初は迷路を最速でクリアする課題です。
細かく長さを測って、プログラムのブロックを重ねていくグループもいれば、タブレットやキューブなどでCOZMOを操作するグループもあったり・・・。
迷路は私が3時間をかけて作った大作だったのですが、紙が運送中に凸凹になってしまい、なかなかCOZMOがイメージ通りに走行できないという事態が発生してしまいました・・・。
ただ、「実際のビジネスではいろいろな問題が突発的に起きて、それに対応しながら課題をクリアしないといけないんですよ」とみんなに伝えたら、文句をいいながらも各自工夫や修正をしながらトライ&エラーを繰り返していました。
そして、タイムトライアル開始!はたしてゴールできるのか・・・と不安でしたが、全4チーム中3チームがゴール!最速はチーム1でした!
チーム1の子は自習の場に、予め自分でイメージしたプログラムの素案を手書きして持ってきたりして、頑張っていたのでサポートした立場としても嬉しかったです。
続いて、ロボットアクションコンテストです。
これは、ロボットが英語で話したり、歌ったり、ダンスをしたり、お辞儀をしたり、自分たちで楽しいアクションを考えて、実際に動くようにプログラミングをするため、創造力が試されます。
それぞれ案を出しながら、お互いに「それちょっと違うよ」などと駄目出しして袋小路に向かうチームもちらほら・・・。
ただ、時間の限り頑張って取り組んでいたのにはとても関心しました。初回に比べて集中力がついたんじゃないかと思った瞬間でした。
発表はメンターの方の前で行います。アクションをプログラムをするのに一生懸命だったので、前に立ってもみんな話ができずにトーク形式の発表会に。
そんな中、各チームの工夫の跡が見られ、審査しているメンターの方も楽しそうに発表を受け止めてくださいました。
審査は制限時間を超えるくらい悩んだ末・・・チーム2が最優秀賞を受賞しました!
それぞれのミッションの最優秀チームはAmazon様から表彰と副賞をいただきました。誇らしそうにもらっている姿が微笑ましかったです。本当に頑張りました!!
最後に振り返りの時間を設けて、メンターの皆さんからのお声をいただきました。
「プログラムを楽しめたか? 考えることが楽しかったか? 個々に振り返ってもらい、今後の継続的な学びに繋げてほしい、そして将来エンジニアとしてAmazonへ!」と有難いお話もいただきました。
子ども達からは
「プログラムをどのように組み合わせれば人を楽しませられるか考えることが勉強になった。」
「プログラミングはむずかしいということと、頭をちゃんと使わないとわからないということ知った」
と頭を使って考えることの大切さを知った子、
「プログラミングを組んだり考えている時間がおもしろかった。またそれが思い通りにならなかったときの対処法を考えている時間も楽しかった。」
という自慢げに話している姿が想像できるような感想もありました。
また、見学いただいた保護者の方からも
「子どもの物事に取り組む姿勢がそれぞれ違い、その子の個々の伸ばし方を親が改めて見つけ、子ども達自身も自分で伸ばし方を見つけるよい機会になった。」
「自由な姿勢スタイルでプログラムに取り組むことで、のびのび作業できることにハッと考えさせられました!」
「家にいるときとは全く違う表情で、あんなにしっかり考えてチームで取り組んで人前で発表する姿を見ることができて、本当に良かった。これからもいろんな体験をさせてあげたいと思いました」
と、普段と違う子どもの姿をみて、今後の子どもとの接し方へのアイデアを見つける機会になったと嬉しい言葉もいただきました。
本教室の開催にあたっては、COZMOやFireタブレットをAmazon様から寄贈いただいて行うことができました。
また、お忙しい中メンター役を務めていただいた社員の皆様、川崎FCツアーを企画いただいた社員の皆様、そして企画を一緒に推進していただいた広報PR皆様のお力がございました。
その皆様のお陰でこのような教室を開催することができました。改めまして、深く御礼申し上げます。本当にありがとうございました!!
※Amazon活動ブログ「day one」にも掲載されています。
▼Amazonが子ども向けプログラミング教室の最終発表会を開催
https://blog.aboutamazon.jp/community_stem
※写真の掲載は保護者の方から事前に許可をいただいております。