こんにちは!キッズドア スタッフの梁瀬です。

8月24日(金)のAmazon様の川崎フルフィルメントセンター(以下 川崎FC)に4つの学習会から総勢20名が参加したツアーの模様をご報告させていただきます。

Amazon様には3回のイベントを通じて子ども達にITとプログラミングを身近に感じてもらおうと考えてご支援をいただいております。今回の川崎FCツアーはその2回目となります。
7月20日 Amazonプログラミング・ワークショップの様子はこちら

今回見学する、川崎フルフィルメントセンターは、Amazon独自の最先端のシステムと設備で自動ライン化された配送センターで、全国に9ヶ所ある中の1つです。注文された商品を迅速にパッケージして出荷するまでをロボットや最新IT技術を駆使して進められる工場のようだと聞いていて、行く前からみんな興味津々です。

 
●作業体験

当日は台風の去り際で強風が吹き荒れる中、二子玉川駅で9時30分に待ち合わせ。
スタッフは遅刻する子が続出するんじゃないかと戦々恐々と会場に向かっていました。

しかし、9時に到着すると「先生、遅いよ。」と数名がお出迎え。私は遅刻していないのですが・・・。結局、無事定刻に集合でき、会場までバスで移動します。

川崎FC内は厳重なセキュリティです。みんなの携帯やスマホも入り口に預けて、目印になるようにベストを着用します。

一通り準備が整いましたら、川崎FCを管理されている責任者の方から工場の特徴やご注文いただいた商品が出荷されるまでの流れを、子ども達に解りやすい言葉で説明してくださいました。

次はミニ作業体験ということで、お菓子が置いてある棚から指定された商品を探しAmazon様の段ボールに梱包する作業を行いました。

ちなみに、そのお菓子は何とプレゼント!ということで、好きなお菓子をもらうため下交渉をする子がぞろぞろ・・・。しかし、そこはAmazonの方がランダムに指定するプログラムを組んでおり敢え無く撃沈しておりました。

さて、肝心の作業ですが、段ボールのサイズに最適なガムテープがボタン一つで飛び出してくるんです!しかも、凄い速さで!ボタンを自分で押しながら驚いている子もいました。

 
●工場内部見学

ランチを済ませたら、工場の内部にお伺いし、ロボットが動いている姿を見学します。

商品がいっぱい入った棚の下にロボットが入り込んで、作業員の目の前まで商品を届けてくれます。しかも、ぶつかることなく規則正しく。その様子を子どもだけでなくスタッフまでも唸りながらみておりました。

「ロボットは、壊れたりするんですか?」という失礼な質問にも、「壊れないようにメンテナンスするのが仕事だよ。」とロボットのメンテナンス部隊の方は優しく解説してくれました。

いかに無駄なくトラブルなく工場を運営していくのか、その基礎が少しでもわかったのではないかと思います。

 
●プログラミング学習

見学が終わったら、プログラミングの時間です。もう子ども達はお馴染みのAmazon製タブレットのFireHDを使って、今回のツアー用にAmazonの協力会社さんがオリジナルでお作りいただいたアプリを使用して学習開始。

最初に「プログラムの経験が初めての人は?」という講師役の方からの質問に、手を上げて周りから突っ込まれる子どもが出たりして、子ども達同士も慣れてきた感じです。
7月20日 アマゾンプログラミング・ワークショップの様子はこちら

実際に課題が出たら、スラスラとプログラムのブロックを動かしていきます。これには我ながら教えた甲斐があったなと優越感に浸っておりました。

作業を進める中で、自分の思い通りに動かないと「先生、これバグだよ!」と言ってくる子、隣の子と一緒にその原因を考える子、それぞれでしたが少しずつ論理的に考える力がついてきた手ごたえが掴めてきました。

前回のワークショップや今回の川崎FCツアーの後、「参加する度に、食事中に子どもが楽しそうに内容を教えてくれ、とても感謝しています」とご家族の方からも大変好評をいただいております。

 
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次回は最終発表会です。
どんなプログラムを完成して発表するのか。
子ども達だけでなくご家族の皆様やスタッフも楽しみで仕方ありません。

引き続きAmazon様、よろしくお願い致します!