7月30日-8月1日、「U-18東北次世代リーダーカンファレンス2018」が行われました。

このプログラムは、東日本大震災発生直後より東北での支援活動を開始・継続してきたキッズドアが、これからの東北・日本を担う人材を育てていくことの必要性から2017年より始めた2泊3日の合宿型プログラムです。

2期目になる今年は、東北6県の高校生26名が、宮城県南三陸町の平成の森に集結し、講演やワークショップを通じて、「社会の変化」「リーダーシップ」「課題解決力」を学び合いました。

 

●第1日目

【講演①:参議院議員 今井 絵理子氏】

初日の講演は、参議院議員の今井 絵理子氏。

「講演形式の座り方ではなくて、輪になって話そう!」と丸い円をつくり、自己紹介からスタート。


今井さんからは、子どもの頃から今までのプロセス、大切にしていることについてお話がありました。

小さい頃から歌手になるのが夢で、カラオケ大会にでまくり、安室奈美恵さん、MAX、DA PUMPなどが所属していた沖縄アクターズスクールに通い、中学生の頃にSPEEDとして歌手デビュー。

歌手時代の友達づきあいや悩み、20歳で結婚、21歳で出産した我が子の障害、子どもたちへのボランティア活動から政治家への転身、政治家として大切にしていることなどが語られました。

講演の後、高校生たちは、質問したり記念撮影したりと盛り上がっていました。

 

【グループルールづくり】

ランチ後は、グループにわかれ、グループ名をつけたり、各グループ3日間を有意義に過ごすためのルールを決め、発表しました。

 

【夕食は、バーベキュー!】

講演やグループでのワークで緊張も解け、自然のなかでの食事で話も弾んでいました。

 

●第2日目

【フューチャーコラージュ】

2日目は「フューチャーコラージュ」というグループワークからスタートしました。自分の将来について、雑誌などを切り抜きコラージュを作成していきます。

 

【講演②:小林 さやか氏】

講演2人目は、「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」のモデル、『ビリギャル』こと、小林さやか氏による講演です。

慶応大学を卒業後、ブライダル業界に入り、自分の好きな目標を見つけて意志を強くもって努力することの大切さを伝える講演を続けていました。

現在は、北海道の札幌新陽高校で教師でも生徒でもない立場で子どもたちに関わっています。

高校生たちは、小林さんのお話や質疑応答から、いろいろな意味で触発されたようでした。

最後に、小林さんからメッセージをいただきました。

 

【講演③:東北風土マラソン&フェスティバル代表理事 竹川隆司氏】

午後のゲストは、東北風土マラソン&フェスティバルの代表である、竹川隆司さんです。先日NHK「おはよう日本」でも紹介されました。

●NHKおはよう日本「首都圏から多数参加!人気の復興マラソン」
https://www.nhk.or.jp/shutoken/miraima/articles/01101.html

竹川さんは、NYで会社経営をしていましたが、震災後に「復興のために何かできないか」と日本に戻り、フランスのメドックマラソン(ぶとう畑をワインを飲みながら走るマラソン)をヒントにして、東北の海の幸や名産を食べ、楽しみながら走る「東北風土マラソン」をはじめました。

今年5回目を迎え、今では5万人が参加するイベントに成長しています。

高校生たちに「東北風土マラソン知ってる?」と質問すると、「知ってます!エントリーしようと思ったこともあります。その人が話すって聞いて、楽しみにしてきました」とわくわくした表情で話してくれました。

 

【プロジェクトを考える】

ゲストのお話で刺激を受けた後、高校生がひとりひとりで、自分のプロジェクトづくりをスタート。

明日、最終日の発表までにどんな構想が生まれるか、楽しみです。

 

●第3日目

【個人プロジェクト発表】

昨日から考えはじめた自分プロジェクト。
午前中、新しい視点をポイントにプロジェクトの見直しとブラッシュアップを重ねた後、それぞれ発表しました。

 

【全体発表】

みんなで3日間を通して学んだことをまとめて発表してくれました。

 

たくさんの新しい出会い、初めての体験、仲間との共同作業、将来について考える時間。

発表後の表情からは、この3日間の時間が、高校生にとって新しい何かを起こすエネルギーになったにちがいないと思えるようないい笑顔をしていました。