毎日新聞に、キッズドアの高校生支援学習会「リライン」の活動が取り上げられました。
ぜひご一読ください。
くらしナビ・ライフスタイル:貧困の連鎖、教育支援で断つ
(毎日新聞 2018年7月27日東京朝刊)
夏休み真っただ中。キャンプや海水浴など日ごろできない経験をする子がいる一方、家庭の経済状況が厳しく行けない子もいる。厚生労働省の調査で子どもの7人に1人が貧困と言われる中、子どもを支える活動にはどんなものがあるのか。
●「相談の場」も担う
東京都足立区の駅から徒歩数分のビルの一室。多くの学校で1学期の終業式があった20日午後4時すぎ、制服姿の高校生たちが「こんにちは」と明るい声であいさつしながら次々と集まってきた。
NPO法人「キッズドア」(東京都中央区)が経済的に厳しい家庭の高校生を対象に開設している居場所型学習会だ。室内には机が並ぶ学習スペースと、テレビやテーブルが置かれただんらんの場所がある。毎回、手作りの軽食を出しており、この日は準備中のカレーピラフが香っていた。
キッズドアは足立区の委託を受けて経済状況などから塾に通えない中学生に高校受験の支援をしていたが、2015年度に修了した生徒の約3分の1が高校を中退したと判明。ダブルワークの一人親家庭や幼いきょうだいが複数いるなどの理由で、親や身近な大人に相談できないまま高校に通えなくなるケースが少なくないといい、相談できる居場所の必要性をスタッフが痛感した。修了生の要望もあり、6月から支援を始めた。再びスタートラインに立とうと「Reline」と名付けた。
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https://mainichi.jp/articles/20180727/ddm/013/040/009000c