年収による教育格差って本当にあるの?
(Yahoo!ニュース/ベネッセ教育情報サイト 2018年2月26日)

ファイナンシャルプランナー畠中雅子さんが、教育費の悩みにお答えします。

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教育資金のアドバイスをしているとき、とても気になることがあります。それは、お子さまが成長するほど、年収の差が教育コストに反映される現実。
お子さまが小さい時は、教育費の負担が少ないため、年収が500万円のご家庭も1,000万円のご家庭も同じくらいの習い事ができたりします。
もしかしたら、年収300万円のご家庭と、年収1,000万円のご家庭が、同じくらいの費用をかけているかもしれません。

お子さまが小さい時は、生活面での収入格差を感じることはあっても、習い事などは頑張ってやりくりすれば、年収の高い家庭とも、何とか肩を並べることができてしまいます。ですが、頑張って肩を並べようとするのは、金銭面からすると間違いだと感じる機会が多くなっています。お子さまが成長するとともに、教育費を含めた生活コストがアップしていき、年収格差を埋めるのが難しくなるからです。

年収格差を感じるデータとして、年収が低いご家庭ほど、高校を卒業した後、お子さまが就職する確率が高くなるというものがあります。・・・(続く)

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