ブラック校則をなくそう!ー下着の色指定が理不尽というエビデンス

ブラック校則をなくそう!プロジェクト
が発端となり、校則や子どもの過ごしやすさについて、社会全体から様々な情報発信が出されているのはとても嬉しいです。

こちらは、下着屋さんが投稿したTweetを、バズフィードさんが記事にされたものです。

「白の下着は透けない」って本当? 下着屋さんが言わずにはいられなかったこと

校則で下着の色が指定されていることに驚いた方も多いと思いますが、校則で下着の色を指定する理由として多く挙げられているのが
「下着の色が透けるのを防ぐため」です。

今回、下着のプロである下着屋さんが、実は白の下着は赤や紺より透けてしまうということを、わかりやすく示してくださっています。

方法はごくシンプルなもの。肌の色に近い背景の上に、白、ピンク、水色、ベージュ、赤、紺の布地を並べ、その上から制服のブラウスをイメージした白い布を重ねました。

画像を見ると、白やピンク、水色など、肌よりも薄く淡い色の方が、背景からはっきりと浮き上がり、透けて見えやすいことがわかります。

この実証実験をやらずにはいられなかった、下着屋さんの気持ちがインタビューされているので、ぜひお読みください。

実は、ブラック校則をなくそう!プロジェクト が発足するきっかけとなった、
「黒染め」に関しても、プロジェクト開始直後に美容院関係者から
「黒く染めるのは、髪染めの中でも一番肌へのダメージが大きいので、子どもには絶対にやってはいけない!」
というご連絡をいただき、関係者に共有しました。

大阪府でいち早く校則の点検見直しが行われ

「茶髪の禁止」が「染色・脱色の禁止」に改定された背景にも、このような健康被害に対する専門家からの意見などもあるかもしれません。

今まで「学校に任せておけば大丈夫」と何でもかんでも学校にお願いし、お任せしてしまった結果、今学校が大変な状況になっています。

ブラック校則の問題も、学校を批判するのではなく、社会全体の問題として、今回の下着屋さんや美容関係者のようにそれぞれのプロが、子どもの健全な成長に知見を共有するような流れが、もっともっと広がると良いと思います。

子どもは社会の宝。親や学校だけで育てるのではなく、社会全体で育てていきましょう。

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